30代の妊活ブログ【うさこママ日記】

36歳、2歳の子育て中のママです。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が原因で不妊治療をしていたときの記録と 二人目希望のため再び始まる不妊治療の日々についての日記です。

クロミッドの副作用【5つのパターン別まとめ】この症状は副作用?

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気になるクロミッドの副作用。この症状はクロミッドが原因?

 

クロミッドでこんな副作用が出た!という声はネット上で溢れています。

頭痛や眠気、めまい、イライラ、情緒不安定・・・ こんな小さな薬でなんでこんなに苦しめられるんだ、と言いたくもなるでしょう。

 

しかし、中には正式に公表されているクロミッドの副作用とは直接関係ないように見える副作用もあります。副作用の二次被害か言い掛かりでは?と推測されるものも散見します。

 

ホルモンバランスは自然環境と同じ!少し崩れるだけでも様々なトラブルが

 

カメやトカゲは冬になると冬眠します。爬虫類などは変温動物といって気温で体温が左右されます。

 

人間は暑くても寒くても36℃前後の体温を維持できます。これを恒常性(ホメオスタシス)といい、どんな環境でも活動することができます。

 

恒常性を支えるのが神経とホルモンです。 女性なら、月経が終わればエストロゲンというホルモンを出して卵胞を育てます。

 

排卵の24時間くらい前にLHというホルモンが急上昇して排卵を促します。排卵後はプロゲステロンが体温を上げ、妊娠しなければやがて子宮内膜が崩れて排出されます。

これは子供を作る為の恒常性で、四季のように変化します。

 

クロミッドはインフラ整備に似ています。

氾濫が多い川を広げたり、ガタガタの道を整備したり、渇水が多い地域にダムを造るのがインフラ整備ですが、排卵が難しい自然環境に手(FSHホルモン分泌を増やす)を加えて、より豊かな環境(排卵復活)を作ります。

 

しかしクロミッドはインフラ整備のような厳密な計算はできません。

インフラ整備もバランスを取らないと周囲の環境が破壊されたり、かえって災害が増えることもあります。クロミッドの副作用も同じようなものです。

 

クロミッドのリスク、双子(多胎)妊娠の確率は?

 

クロミッドのリスクの一つは多胎妊娠です。クロミッドで妊娠すると5%ほどの確率で双子が授かります。 クロミッドは排卵誘発の力がマイルドなので、多胎妊娠でも双子がほとんどです。

 

クロミッドを服用する限り、このリスクから逃れることはできません。

一気に二人も子供が授かるのは嬉しいですが、双子はリスクが高く、厳重な管理が必要です。

 

場合によっては、自分の好きな病院で出産できず、大学病院に通い詰めになることもあります。帝王切開にしないといけないことも多く、妊娠中もトラブルが増えがちです。

怖がりすぎる必要はありませんが、多少なりともリスクがあることを承知した上で治療を受けるようにしましょう。

 

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クロミッドで双子が産まれる確率は5%。三つ子は0.3%

 

発症率は低いが怖い副作用…クロミッドとOHSS

 

多胎リスクに並んで怖い副作用はOHSS(卵巣過剰刺激症候群)です。

腹水が溜まり、重症化すると命を落とすこともあります。 クロミッドは卵胞を育てるホルモン(FSH)を増やす作用がありますが、FSHが多すぎると卵巣が腫れてしまいます。

 

軽い腫れなら何の問題もありませんが、まれに重症化することもあります。

極端にトイレの回数が減る、1日1kg以上体重が増える、激しい腹痛があるときは危険なサインです。これらの症状が出たらすぐに病院に連絡しましょう。

 

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クロミッドで腹痛が起きたらOHSSかも?下腹部痛やお腹の張りは卵巣腫れの可能性も

 

クロミッドの副作用パターン1【痛み編】

 

クロミッドの副作用で多いのは「痛み」。

卵巣を刺激するホルモン放出を促すので、卵巣が膨らみます。 下腹部痛や腹痛はクロミッドの代表的な副作用です。

 

不愉快かもしれませんが、足やお腹を冷やさないように服装を気をつけて、身体を締め付けないように心掛けましょう。 排卵が終われば卵巣が萎むので、腹痛などの副作用は減っていきます。

 

頭痛もクロミッドの副作用です。

クロミッドは精神神経系にも作用しやすく、5%未満の割合で頭痛が起こります。

頭痛は辛いものですが、こめかみをマッサージしたり百会(ひゃくえ)というツボを刺激すると、ある程度はラクになります。

 

胃痛や胸の痛みをクロミッドの副作用と訴える方もいますが、正式な副作用にはこれらの症状はありません。

しかし精神的に不安定になる副作用はあるので、そのストレスでこれらの症状が出るおそれはあります。

 

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クロミッドの副作用で頭痛や吐き気が出ることはある?副作用が出る期間や対策は?

 

クロミッドの副作用パターン2【不定愁訴編】

 

クロミッドは精神神経系のトラブルも起こしやすく、5%以上の確率で精神変調(イライラなど)、5%未満で情動不安等が起こります。

なんとも不愉快な倦怠感や眠い、めまい、だるいなどはクロミッドの副作用と言えるでしょう。

 

クロミッドは基礎体温を上げる作用もあります。

基礎体温が上がることで健康を取り戻し、身体がリラックスして眠気を誘うことも考えられます。眠くなることも決して悪いことではなく、日々緊張して暮らしていたのが改善された可能性もあります。

 

精神的な変化や不定愁訴は辛いものです。

イライラしてもだるくても「クロミッドのせい!」と責任を押し付けて、ゆっくり休みましょう。

家族にはクロミッドの副作用であることを優しく丁寧に説明しておくと理解が得られやすくなります。くれぐれも、周囲に八つ当たりは控えましょう。

 

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クロミッドの副作用パターン3【おりもの編】

 

クロミッドを服用したらおりものが増える、茶色いおりものが出た、という意見もあります。これは本当でしょうか?

 

クロミッドの副作用に「子宮頸管粘液の減少」があります。

排卵期に子宮頸管という場所に粘液が満たされ、精子を子宮につなげます。この粘液がなければ精子は子宮に行くことができません。

 

この粘液が体外に出たものが「おりもの」です。

もし、「おりものが減った」ならクロミッドの副作用と言えるでしょう。

 

しかし、「おりものが増える」なら排卵が順調に来た証拠です。

排卵が復活した証なので、副作用ではなく正しい作用です。むしろ喜ぶべき状態なので心配しなくても大丈夫。

おりものの量が異常に多い(生理用ナプキンが溢れるほど多い)、普段とは違う異臭がするなどの症状が出たら医師に相談しましょう。

 

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クロミッドの副作用パターン4【消化器編】

 

クロミッドの副作用は消化器系にも起こりやすいと言われています。5%以下の確率で悪心、吐き気や食欲不振などの症状が起こります。

あまり頻繁に起こる症状ではありませんが、発症したら無理せずに食べる量を減らしましょう。

 

口の渇き、尿が増えるなどの副作用が出ることもあります。

ホルモンのバランスで消化器系のバランスが崩れることがよくあります。イライラで胃腸が悪くなることもあるので、精神的な影響も考える必要があります。

 

お腹の張り、下痢や便秘、おならが出るなどの副作用は直接起こしませんが、食欲不振で食べる量が減ると便秘になりやすくなります。

消化力が落ちると腸の細菌バランスが崩れ、腸内でガスが発生しやすくなります。おならが増えるのはこれが原因かもしれません。

 

吐き気は腕の内側にある内関(ないかん)というツボを押すと一時的に楽になります。つわりの吐き気にも効果があるので、妊活が成功した後にも活用できるツボです。

 

クロミッドの副作用が収まるまでは、消化の良いものをゆっくり食べましょう。

気分が悪くならなければ、温かい食事が一番です。(吐き気がひどいときは絶食するか、冷めたものを食べると楽です)

 

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クロミッドの副作用パターン5【その他編】

 

様々な副作用をご紹介しましたが、クロミッドは他にもいろんな副作用があります。

 

気を付けたいのは目のトラブルです。

霧視と呼ばれる目の前にモヤがかかったように見える副作用は危険で、もしこの症状が出たらすぐに病院に連絡しましょう。ただちに服用中止して眼科で診てもらわないと、症状が収まらないことがあります。

 

発疹や蕁麻疹もクロミッドの副作用です。

5%以上の確率で発生する、比較的起こりやすい症状です。しばらくすれば収まってきますが、気になる時は皮膚科で相談しましょう。

 

クロミッドの副作用で腹水が溜まりやすい状態になるので、体内の水分バランスが乱れることがあります。むくみ、胸の張り、お腹の張りなどは漿液が血管の外に出すぎたときに起こりやすくなります。

 

発熱、動悸が起こるという副作用はありませんが、恒常性が乱れると体温調整や血液の循環が乱れやすくなります。これらの症状が出ても不思議ではありません。

 

クロミッドを服用したら太った!という声もありますが、クロミッド単体では太りません。卵胞刺激ホルモンは食欲増進を促しません。

 

しかし排卵後の黄体ホルモン、プロゲステロンは栄養を体内に留める作用があります。これが太りやすい原因です。

そして正常に排卵をすれば、黄体ホルモンがたくさん放出されます。クロミッドの作用で、間接的に太る可能性はあります。

 

しかし痩せすぎている方は妊娠が難しくなります。クロミッドの作用でホルモンバランスが安定すれば、妊娠しやすい適正体重になる可能性は十分にあります。これは妊活にとっては良い事なので、あまり嫌がらないほうが良いでしょう。

 

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クロミッドの副作用はいつまで続く?ちょっと長引くかも・・・

 

クロミッドの副作用はいつからいつまで続くのでしょうか。

クロミッドは体内に留まる時間が長く、半分に減るまで3~5日もかかります。さらに半分になるのに3日以上かかるので、何らかの作用は1周期続くと思ったほうが良いでしょう。

 

排卵が終われば卵巣の腫れも収まり、腹痛なども減っていきます。月経が起これば完全に治まります。 クロミッドが排出されるまでの時間は個人差があり、副作用がいつまで続くのかは個人差があります。

 

それでもクロミッドを飲み終われば副作用もお終い、とはなりにくいようです。 目の症状や激しい腹痛などは気を付けないといけませんが、それ以外のトラブルは(そのうち良くなるさ)とうまく受け流していきましょう。リラックスして過ごすのが一番です。