30代の妊活ブログ【うさこママ日記】

36歳、2歳の子育て中のママです。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が原因で不妊治療をしていたときの記録と 二人目希望のため再び始まる不妊治療の日々についての日記です。

クロミッドで双子が産まれる確率は5%。三つ子は0.3%

クロミッドで双子が産まれる確率

クロミッドは多胎妊娠リスクがあります。双子を妊娠する確率は?

クロミッドは双子を妊娠しやすい、という話がありますが、これは事実です。クロミッドの服用前には必ず多胎妊娠の可能性があると説明を受けるほどです。

 

ネット上の噂話ではクロミッドで三つ子が授かったという声もあります。(三つ子は非常に珍しいですが)双子がほしい!という方も双子はできるだけ避けたい方も、クロミッドがどのくらいの確率で双子を授かるのかを知っておきましょう。

 

クロミッドを服用した妊活で双子が授かる確率は5%です。20人に1人のお母さんは双子を授かります。

これが多いか少ないかは断言できませんが、決して少なくない数字です。

 

なぜクロミッドを服用すると双子が授かる確率があがるのか

クロミッドで双子が授かる確率をご紹介しましたが、なぜ双子が授かりやすくなるのでしょうか。

これはクロミッドの「排卵を促す作用」によるものです。

 

クロミッド(クロミフェン製剤)は脳の視床下部という場所に働きかけ、卵巣を活性化させます。より正確に言えば「卵巣からE2とP4という女性ホルモンが出ている信号を邪魔して、視床下部を騙す」作用があります。

 

騙された視床下部は「あれ?卵巣に元気がない?」と勘違いして、普段より強く卵巣に働きかけるのです。自分自身から刺激を出すので副作用が少なく、卵巣が腫れにくいという長所があります。

 

普段なら1回の生理周期で1つ卵子を育てますが、卵巣の働きが活発化すると卵子が2つ育つことがあります。

クロミッドは卵巣を活性化させる力は弱いので、通常では3つ以上の卵子は育たないと言われています。

 

排卵で成熟した卵子が放出され、他は消滅していきます。もし2つの卵子が十分に育てば2つの卵子が放出され、どちらも精子と受精すると双子が生まれます。

 

▼もっと詳しく知りたいときはこちらの記事をクリック▼

クロミッドの効果は?なぜ排卵を促す作用があるの?

 

クロミッドで授かりやすい双子は二卵性?一卵性?

 

クロミッドで授かる双子は、ほとんどが二卵性です。双子も一卵性と二卵性があり、二卵性の双子は産まれると兄弟姉妹くらいの差があります。

 

双子で気を付けたいのは胎盤です。胎盤が一人づつ分かれている二絨毛膜なら比較的安心ですが、双子で胎盤を共有する「一絨毛膜」という状態だと赤ちゃんに大きな負担を負うことがあります。

二卵性の双子は胎盤が分かれていることがほとんどですが、できるだけ早めにエコー検査で状況を把握する必要があります。

 

クロミッドは排卵誘発剤なので複数の卵子を育つ可能性が上がるのが、双子が授かりやすい理由です。

ただし一卵性の双子が授かる確率はゼロではありません。通常の妊娠と同じ確率(1000分の4)で一卵性双生児が授かる可能性があります。

 

クロミッドは少量でも双子リスクが上がります

 

クロミッドは何錠飲んだら双子の妊娠率が上がるのか、という声もありますが、その質問はあまり意味がないと思います。

 

クロミッドを1錠服用しても、半錠服用しても、服用する限りは排卵誘発を促します。 排卵を誘発すれば2つの卵子が育つ確率は上がり、複数の卵子が排卵されたら双子が授かります。

 

1錠でも半錠でもクロミッドをわずかでも服用するなら、双子が授かる妊娠率は5%であると考えましょう。

一般的には、クロミッドを1日1錠服用するのが基本です。効果がなければ3錠まで増やすことが認められています。病院の治療方針によっては半錠だけ使うこともあるようです。

 

双子が欲しいならクロミッドが良い?知っておきたい多胎リスク

クロミッドを服用すると双子が授かる可能性が上がります。

日本人の場合は確率が5倍にも跳ね上がるので、双子が欲しいご家族は気になるかもしれません。

 

しかし、双子は「喜びは2倍、苦労は10倍」と言われるほど大変です。生まれてからの負担や費用ばかりが話題になりますが、見落としがちなのは「生まれるまでのリスク」の高さ。

 

双子を求めるなら、まずは多胎リスクを知った上で挑むべきでしょう。

双子を授かると赤ちゃんたちに大きな負荷がかかります。 栄養の取り合いになって育ちにくくなる、早産のリスクが跳ね上がる(約6割)、ひどい場合は一方の子だけ育ってもう一人が亡くなってしまう、または両方の子が亡くなる事故が起こるリスクもあります。

 

お母さんの体の負担も激しく、つわり、高血圧、糖尿病、血栓症など様々な症状を引き起こしやすくなります。

病院の厳重な管理下が不可欠で、大学病院など最先端医療が受けられる病院に通わないといけません。

 

出産も帝王切開になるケースが多く、病院の方針にもよりますが自然分娩を希望しても断られることも珍しくありません。 妊娠後期から出産まで数か月入院することもあり、その場合は家族にも大きな負担になります。

 

クロミッドで双子を希望される方は、ぜひ事前にできるだけ情報を集めましょう。事前に情報があるのと無いのでは精神的な余裕にも大きな差が出ます。

 

クロミッドの服用で三つ子が授かる可能性は?限りなく低いですが…

クロミッドは排卵誘発剤の中でも刺激が弱く、多くても2つの卵胞を育てるのが精一杯です。

 

しかしクロミッドでも効果がなければ、より強い排卵誘発法を行わなければいけません。 その際には卵胞が3つ以上育つこともあり、三つ子が授かることもあります。

 

クロミッドで三つ子が授かる確率は0.3%と言われています。滅多に起こることではないので、多胎リスクは双子までと考えても差し支えないと思います。

 

双子だと妊活がバレてしまう?知っておきたい日本の多胎率

クロミッドで双子が妊娠したら「妊活がバレてしまうのでは?」と不安になるという声もあります。

日本人の双子の自然妊娠率は1%以下と言われているので、かなり珍しいのは間違いありません。

 

お子さんが大きくなってからどうやって伝えるべきか苦慮するお母さんもいます。 まずお伝えすべきなのは「双子がおなかの中で育つことがいかに大変か」「治療をしてでもあなたたちに会いたかった」と伝えることでしょう。

 

その場ではお子さんは納得しないかもしれませんが、治療がどのようなものかを、できるだけわかりやすく説明しましょう。 お子さんにとっては「不妊治療で生まれた自分は人造人間では?」と勘違いする可能性もあります。

不妊治療はそんなご大層なものではなく、自然の成り立ちにちょっとだけ人の力を借りたもの、という事実を伝えましょう。

 

クロミッドを服用してもしなくても、双子を授かると早産リスクが上がります。適切な処置をしなければ障害を負う可能性もありますが、近年の日本は早産児の治療技術が上がり、元気に育つ子がどんどん増えています。

 

もし双子を授かったら、情報を仕入れつつ日常生活に気を使いながら、あとは天に任せるという心がけで過ごしましょう。