30代の妊活ブログ【うさこママ日記】

36歳、2歳の子育て中のママです。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が原因で不妊治療をしていたときの記録と 二人目希望のため再び始まる不妊治療の日々についての日記です。

クロミッドは5日目から服用が主流だけど・・・2日目から服用するケースも!

 クロミッドは5日目から服用が主流だけど・・・2日目から服用するケースも!

一般的には3~5日目から服用だけど・・・卵胞の育ち方で変わるクロミッド服用開始日

 

クロミッドは多くの病院では生理周期3日目から5日目までに服用するように指導されます。

クロミッドの服用開始日が4日目からだった、という人もいれば6日目から、という人もいます。これは個人の体質や病院の方針、各国の治療方針などで変わるので「これが正しい」という日はありません。

 

クロミッドが排卵を起こす仕組み

 

なぜ人によってこんなに服用開始日に差があるのでしょうか。

これはクロミッドがどのように作用するかを知れば納得できます。

 

卵子を育て、子宮内膜を厚くする作用のあるホルモンが低温期に多く分泌されるエストロゲンです。クロミッドはこのエストロゲンに似た働きをします。

クロミッドは脳の視床下部のエストロゲン受容体という部分に素早くくっついてエストロゲンがくっつくのを邪魔する働きがあります。

 

普段はエストロゲン受容体にエストロゲンがくっついて視床下部が「エストロゲンがあるぞ、効いてるぞ」と判断します。しかしクロミッドにはエストロゲンが持つ作用はほとんどありません。

これは人工甘味料を食べたときの脳の反応に似ています。甘いものを食べたら血糖値が上がるのを脳が察知しますが、人工甘味料では血糖値が上がりません。それで脳が混乱してますます甘いものを求めてしまいます。

 

クロミッドも似たような作用を視床下部に起こします。

「エストロゲンがあるはずなのにぜんぜんエストロゲンの作用が始まらない、これはエストロゲンが減っているに違いない」と勘違いさせ、Gn-RH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)を分泌します。

 

これを受け取った下垂体がFSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体形成ホルモン)を放出し卵巣に刺激を与えます。この強い刺激で普段は排卵できない人でも排卵が促されるのです。

排卵障害の理由の一つに「脳の指令がうまく働かない」ことがあります。言葉は悪いですがクロミッドは「視床下部に敢えて誤った情報を与えることで視床下部の働きに喝を入れる」薬です。

 

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クロミッドの効果は?なぜ排卵を促す作用があるの?

 

エストロゲンが増える時期は個人差があります

 

エストロゲンは生理後数日経ってから徐々に増えていきます。その増え方には個人差があるのでクロミッドを始める日にも個人差があります。

 

2日目から増え始める人もいれば6日も7日もかけてようやく増え始める人もいます。

他の人と違うからと不安にならずに「自分の体のペースはこうなんだ」とポジティブに捉えましょう。

 

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 クロミッドとエストロゲンの関係

 

海外では2日目から指導されるケースも・・・クロミッドの服用が2日目からは正しいのか

 

日本ではクロミッドを3~5日目から始める傾向がありますが、オーストラリアでは2日目から開始するのが一般的と言われています。

国ごとに産婦人科学会があり、その国の人に沿った治療方針が取られるため日本とは異なることもあります。

 

だから月経2日目からクロミッドを処方する国や地域があるのも自然なことです。日本で治療を受ける外国人の方には影響があるかもしれないので、念のため医師に相談しましょう。

エストロゲンが増えてくる時期は個人差があるので、理論上はクロミッドを生理1日目から処方されても不思議ではありません。(おそらく日本ではほとんどないケースだと思いますが)

 

日本であれ外国であれ、クロミッドでうまく排卵できて無事に妊娠出産できた女性はたくさんいます。

医師も内診(卵巣の中の卵胞の大きさを確認します)や血液検査で判断することが多いので過度に不安になることはないでしょう。(そんな話もあるんだな)程度に知識として止めておくと良いと思います。

 

クロミッドは卵胞がある程度育ってから使います。ゆっくり成長するタイプなら6日目以降から

 

クロミッドで排卵を促すには血中のエストロゲンの量が増え始めた頃から使います。

しかし生理周期は個人差があり、中には40日以上の人もいます。月経周期40日までは正常範囲ですが周期が長い人はエストロゲンの上昇の仕方もゆっくりした傾向があります。

 

エストロゲンの量がゆっくり上がってもすぐに上がっても、それはその人の個性です。それで妊娠しやすい、しにくいということはありません。大事なのは適切な時期にクロミッドを処方して排卵を促すことです。

 

生理周期が長めの人はクロミッドの処方が生理6日目から、というケースも十分ありえます。場合によっては7日目からクロミッドの服用を開始することもあります。

 

クロミッド服用は5日目から?3日目から?どちらも正解です

 

クロミッドは3日目から処方されても5日目から処方されても、その人に合っていれば効果に違いはありません。

大事なのは「エストロゲンが上がりはじめた時期から服用する」ことです。

 

生理後3日間からエストロゲンが上がり始めるなら3日目から処方し、5日目から上がり始めるなら5日目から処方します。

 

中には機械的に3~5日目から処方する病院もありますが日本の産婦人科学会で指針が決まっている以上は「ほとんどの日本人女性ならこれくらいの日から始めるのが妥当」という統計があると判断しましょう。

 

クロミッドは排卵誘発に使う第一段の薬です。市販されて数十年以上経ち、多くの女性を妊娠に導いている薬です。

他の排卵誘発法に比べても副作用が起きにくく軽度の排卵障害ならすぐに改善できる優良な薬ですが、使い始める日には個人差があることも覚えておきましょう。