30代の妊活ブログ【うさこママ日記】

36歳、2歳の子育て中のママです。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が原因で不妊治療をしていたときの記録と 二人目希望のため再び始まる不妊治療の日々についての日記です。

基礎体温がガタガタなとき、どんな治療があるの?使われる薬や黄体機能不全・多嚢胞性卵巣の疾患に対する治療とは?

基礎体温がガタガタなとき、どんな治療があるの?

基礎体温がガタガタ、治すにはどんな治療をするの?

 

基礎体温がガタガタになってしまう原因は様々です。

 

基礎体温は、ちょっとしたことで変わりやすいものなので、その日の体調や測定の仕方にも影響を受けます。

一時的に基礎体温が乱れているのは、誰にでも起こりやすいことで気にしなくてもかまいません。

 

しかし、周期全体を通して、または数か月単位で継続的にみて、基礎体温がガタガタになっているような場合は、そこに何か原因があると考えて対処した方がよいでしょう。

 

基礎体温は、女性の生理周期に伴うホルモンの変化で動いているものです。

ストレスや生活習慣から基礎体温が乱れる場合もありますが、ホルモンの分泌異常や、それを起こすような病気があり、その症状が基礎体温に現れているということもあります。

 

そのような場合では、やはり病院での治療によって改善する必要があります。

基礎体温がガタガタになっている原因は何なのかをはっきりさせ、治療が必要かどうかも含め、検査や治療を行っていくことになります。

 

▼もっと詳しく知りたいときはこちらの記事をクリック▼

基礎体温がガタガタなら病院に行くべき?何科を受診すれば良いの?病院での検査や診察の流れも知っておこう

基礎体温がガタガタだと不妊治療をしたほうがいいの?

 

妊活をするときは、基礎体温によって排卵日の予測をすることから始める場合がほとんどです。

基礎体温がガタガタで安定していないと、自分の生理周期を把握しにくく、妊娠しやすいタイミングを知ることが難しくなってしまいます。

 

基礎体温が安定していないということは、排卵がきちんとできていない場合やホルモンバランスが乱れている場合が多いです。それではやはり妊娠しにくくなってしまいますよね。

 

妊娠を希望しているのならば、まず不妊の原因がないかを知るためにも、検査や不妊治療を始める必要があります。

もし、現時点で妊娠を希望していない場合でも、放置してよいわけではありません。

基礎体温が安定せず、ホルモンバランスが乱れていると、生理周期も乱れ、生理中の症状や生理前症候群(PMS)が強く出てしまうなどのトラブルも起きやすくなります。

 

また、毎月の生理による子宮内膜の増殖・脱落のサイクルがきちんと行われないことで、子宮内の環境が悪くなるなど、将来的な不妊のリスクを作ることにもつながります。

 

基礎体温がガタガタなときの治療にはどんな薬が使われるの?

 

基礎体温がガタガタの場合、病院で行う治療としては、検査を行った後、必要なホルモンの薬を使うことが多くなります。

ホルモン薬を使って排卵を起こすこと、不足しているホルモンを薬で補うことが治療になります。

 

ホルモン薬は内服、注射、座薬、貼り薬など様々な形態や種類があります。

排卵を起こすためには、排卵誘発剤であるクロミッドやhcg注射などがよく使われます。これらは、卵巣を刺激して卵胞の成長を促します。

 

性腺刺激ホルモンといって、排卵を調整するホルモンになります。

卵巣からは2種類の女性ホルモンが分泌されています。卵胞ホルモンであるエストロゲン、黄体ホルモンであるプロゲステロンです。

これらのホルモンが不足していたり、バランスが乱れていたりするので、それぞれの時期に合わせて必要なホルモン薬を使用します。

 

両方のホルモンを組み合わせたピルを、不足しているホルモンの補助や、生理周期を整えるために使用することもあります。

ホルモン薬を使用することで排卵障害などが改善され、ホルモンバランスが整うため、基礎体温も安定しやすくなります。

 

基礎体温がガタガタになる黄体機能不全の治療ってどんなもの?

 

黄体機能不全とは、排卵後の黄体から分泌される黄体ホルモンが不足したり、うまく機能しない状態のことです。

黄体ホルモンは、着床に向けて子宮内膜を柔らかく整え、着床後は子宮内膜が剥がれ落ちないようにするなど、妊娠を維持するためには大切なホルモンです。

 

黄体機能不全は、卵胞を成長させ、排卵を起こすために分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)・LH(黄体化ホルモン)の不足や、卵胞が十分に成長しない場合、黄体ホルモンはあるが、子宮内膜でうまく働かない場合などで起こります。

体温を上昇させる作用を持つ黄体ホルモンが足りないので、高温期の基礎体温は低く不安定になったり、日数が10日以下と短くなったりします。

 

病院では、高温期の期間中の血液検査を数回行い、黄体機能不全を診断する場合もあります。

治療としては、黄体ホルモンを薬で補充することが主となります。

黄体機能不全の程度によって、使用する薬の種類や量は変わります。内服薬や筋肉注射、膣坐薬などがあります。

 

黄体ホルモン薬以外にも、排卵誘発に使われるhcg注射を使用し、その刺激で黄体ホルモンの分泌を促す場合や、卵胞の成長を促すhmg注射などが使われる場合もあります。卵胞を十分に成長させて排卵を起こすことで、黄体機能が改善することもあるためです。

 

黄体ホルモン薬を使用すると、高温期の基礎体温は安定しやすくなります。内服などで黄体ホルモンの薬を飲んでいると、高温期が維持されるため生理はおきません。

 

基礎体温がガタガタになる多嚢胞性卵巣症候群の治療ってどんなもの?

 

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、排卵障害の原因として最も多いものです。

通常は卵巣内の1つの卵胞が成長し排卵します。小さな卵胞ばかりが卵巣内にたくさんでき、卵巣の表面が硬くなる状態を多嚢胞性卵巣(PCO)、それに加えて排卵障害、生理周期の異常、ホルモンの異常などがある病気を多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)といいます。

 

多嚢胞性卵巣症候群がなぜ起こるのか、原因ははっきりと解明されていませんが、男性ホルモン(テストステロン)の濃度が上がるのが特徴的で、それによって、卵胞が成長しにくくなると考えられています。

 

また、肥満がある場合は、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの濃度が高くなりやすく、血糖値を下げる作用が弱くなってしまうことがあり、それも卵巣の排卵機能に影響していると考えられています。

 

甲状腺のホルモン異常や、高プロラクチン血症を併発している場合もあり、様々な内分泌の異常が関連している病気でもあります。

排卵障害があるため、基礎体温は2相にならず、低温期が長くなり、生理周期も長くなる場合が多いです。 2~3か月生理がないようなことも多く起きます。

 

妊娠希望の場合は、排卵を起こすためのホルモン薬による治療が一般的です。

排卵しにくさの程度によって、まずは飲み薬の排卵誘発剤(クロミッドなど)を使います。

 

それで効果がなければ注射薬で脳下垂体ホルモンを刺激するhmg注射やhcg注射などを使用します。

排卵誘発剤によって排卵が起き、妊娠しやすくなりますが、多嚢胞性卵巣症候群のある人は、卵巣への刺激でたくさんの卵胞が一度に育ってしまう卵巣過剰刺激症候群(OHSS)を起こすリスクが高いので、その点には注意が必要です。

 

卵巣表面の壁が厚く硬くなってしまい排卵が難しいような場合は、腹腔鏡レーザーでの手術を行う例もあります。

すぐに妊娠を希望しない場合は、生理周期を整える治療を行います。カウフマン療法というホルモン療法、ピルなどのホルモン薬を使うことになります。

 

卵管造影検査後の基礎体温がガタガタ、治療は必要なの?

 

卵管造影検査は、不妊治療の検査の一つとしてよく行われます。

膣からカテーテルという管を通し、レントゲンを撮りながら造影剤を注入し、卵管の詰まりや卵管・子宮の形などを調べる検査です。

 

卵管造影検査を行った後、基礎体温が乱れるという人もいますが、検査によって起こるわけではありません。

卵管造影検査は、特に卵管が詰まっていたり、検査のための器具が挿入しにくかったりすると、痛みを感じやすいものです。

 

内診や経腟エコーと比べても時間がかかりますので、気分不良などを起こしやすいです。

そのような検査の不安やストレスが体調に影響するのかもしれません。

造影検査の合併症として稀に起こるのが、造影剤によるアレルギー反応ですが、これは検査中や直後に起こるものなので、検査後の日々の基礎体温には関係ありません。

 

検査後、体調に明らかな異常があるような場合、例えば痛みや膣からの出血が続く、発熱があるなどを除いては、基礎体温に関しては様子をみても心配ないでしょう。