30代の妊活ブログ【うさこママ日記】

36歳、2歳の子育て中のママです。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が原因で不妊治療をしていたときの記録と 二人目希望のため再び始まる不妊治療の日々についての日記です。

基礎体温がガタガタなのはどうして?正しい測り方や正常なグラフとは

基礎体温がガタガタなのはどうして?正しい測り方や正常なグラフとは

基礎体温って何?正しい測り方は?基礎体温からどんなことが分かるの?

 

女性の体には、月経周期があります。それに合わせて、体温も周期性に変動があり、その変化を測定したものが基礎体温です。

 

基礎体温は、些細なことでも影響を受けます。

例えば歩く、食事をするなどの活動によっても変化しています。目が覚めていて、心身ともに安静にじっとしている状態で、生命の維持のために必要な代謝のことを基礎代謝といい、この基礎代謝を行っているときの体温が基礎体温(BBT)です。

 

基礎体温を測ることで、女性の体の状態や性機能を知ることができます。特に、排卵の有無や時期は基礎体温によってある程度知ることができるため、女性の卵巣機能の診断や、避妊、妊娠にも役立てることができます。

 

基礎体温は婦人体温計を使って測定します。通常の体温計よりも細かく、0.01℃ごとに測れるようになっています。

毎朝、目が覚めたら起き上がる前に、布団に横になったままで測定をします。できるだけ測定時間は同じにします。測定は口内の舌下で行うのが一般的ですが、腋の下で測ることも可能です。

 

ただし、測り方は統一しましょう。 基礎体温を測ったら、基礎体温表に記入しましょう。基礎体温表は日付けと月経周期が合わせて記入できるようになっています。月経や不正出血、おりもの、下腹部痛など気になる症状がある場合はそれも一緒に記録しておくと参考になります。

 

正常な基礎体温はどのように変化するのでしょうか。まず生理(月経)開始日を周期1日目として数えます。

 

生理中は基礎体温は低く経過します。14日目ころまでは、卵巣で卵胞が育つ卵胞期にあたり、基礎体温では低温期とよびます。

排卵の準備ができると、ホルモンの急激な変化が起こり、排卵します。この排卵日付近に、基礎体温はいったんガクッと下がり、その周期での最低値になります。

 

排卵日は基礎体温だけで、はっきり特定することは難しいのですが、排卵日付近で基礎体温は上昇し、高温期に入ります。ここからまた約14日間、高温期が持続し、妊娠した場合は、さらに継続されます。

 

妊娠していなかった場合は、基礎体温は再び下がり、次の生理が訪れます。 正常な基礎体温の変化は、低温期と高温期の2つに分かれていることから、2相性といいます。

 

基礎体温がガタガタになるのはなぜ?異常なパターンとは?

 

基礎体温は、いつもお手本のようにきれいなグラフになるというわけではありません。基礎体温がガタガタで安定しないという場合もあります。

 

基礎体温を変動させる原因は様々ですが、基礎体温が安定していないということは、基礎体温を変化させる排卵などがきちんと起きていなかったり、ホルモンバランスが乱れていることが考えられます。

 

ガタガタに見える基礎体温にも、パターンがあり、その乱れ方をみることで、原因を推測することができます。6000以上の基礎体温をタイプ別に分類した松本の分類が参考にされています。松本の分類では、7つのタイプがあります。Ⅲ´を含むⅠ~Ⅵ型として表されます。

 

まずⅠ型は、基礎体温の正常なパターンで、排卵を境に低温期と高温期の2相になっています。

Ⅱ型は、低温期から高温期への移行に日数がかかるタイプです。2相に分かれてはいるものの、グラフで見ると、排卵後の体温が上がりにくく、低温期と高温期の中間あたりの位置で数日経過しています。

Ⅲ型は、高温期になっているのに途中で体温が下がる日があるタイプです。グラフでは上下の変動が激しくギザギザして見えます。

Ⅲ´型は、高温期の中頃を過ぎると、体温が低下するタイプです。高温期であるはずなのに、低温期に近い体温になります。

Ⅳ型は、高温期の前半部分で体温がしっかり上がらないタイプです。後半部分でやっと低温期との差が出てくるようになります。

Ⅴ型は、高温期が極端に短いタイプです。グラフで見ると低温期のあたりで経過する部分が長くなります。

Ⅵ型は、低温期と高温期の差がなく、ずっと同じくらいで経過するタイプです。典型的な無排卵の周期になっており、1相性ともいいます。

 

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基礎体温の高温期がガタガタになるのはどうして?妊娠しているのに高温期が乱れることもあるの?

基礎体温の低温期がガタガタになるのはどうして?低温期の乱れのパターンや改善方法について

 

基礎体温の2相性って?2相にならない、きれいに分かれないのはなぜ?

 

排卵など、ホルモンが十分に機能している状態では、基礎体温は排卵前の低温期と、排卵後の高温期に分かれており、2相性になっています。

 

基礎体温が2相に分かれていない場合、原因として多いのは無排卵です。無排卵の周期では、低温期のままで経過します。 分類ではⅥ型の1相性のグラフになります。

 

通常、排卵があると、排卵後は卵胞が黄体に変化し、黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌します。黄体ホルモンには体温を上げる作用がありますが、排卵がないと黄体ホルモンを分泌する黄体ができず、ホルモンも分泌されないので、低温期が続きます。 無排卵の原因は様々で、思春期や更年期のホルモン分泌の乱れや、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)などがあります。

 

また、分類ではⅤ型にあたる高温期が短すぎるタイプも、グラフがきれいな2相性に分かれず、ガタガタした基礎体温になります。このタイプも無排卵か、または黄体ホルモンの機能が安定していないことが考えられます。

 

妊娠を希望している場合は、もちろん無排卵ではいけないので治療が必要です。妊娠を希望していない場合でも、無排卵が続くと生理周期が乱れ、子宮内の環境が悪くなったり将来的に不妊の原因となったりする場合があるので、改善する必要があります。

 

基礎体温がガタガタで、低温期と高温期の差がないのはなぜ?

基礎体温が2相に分かれてはいるものの、低温期と高温期の差があまりないため、グラフがガタガタになっているというパターンもあります。

 

通常、低温期と高温期の体温の差は0.3℃以上になっています。高温期は36.7℃以上が目安にされている場合もありますが、個人差もあるので、全体を通して低温期と高温期の差を捉えます。

 

低温期と高温期の差が少ない場合は、主に黄体機能不全が原因です。黄体機能不全は黄体ホルモンの分泌が少なかったり十分に機能しないことから起こります。

 

体温を上昇させる作用のある黄体ホルモンの機能が弱いために、体温が低い、期間が短いなどの状態になります。 基礎体温の分類では、Ⅱ型の高温期への移行が遅いタイプ、Ⅲ型やⅢ´型の高温期の途中で体温が下がるタイプ、Ⅳ型の高温期の前半が低いタイプ、Ⅴ型の高温期が極端に短いタイプで黄体機能不全が疑われます。

 

高温期への移行に4日以上かかる場合や、高温期が10日未満と短い場合は、黄体機能不全として判断されることが多いです。 黄体ホルモンは、子宮内膜の状態を整え着床を助け、維持するなど、妊娠のためにとても大切な役割を持っています。黄体機能不全がある場合は、黄体補充療法などで治療を行っていきます。

 

基礎体温をつけ始めたけどガタガタ、これって大丈夫なの?

 

基礎体温をつけ始めたけれど、なかなか安定せずガタガタしているということはよくあることです。基礎体温は、様々な原因で影響を受けることを知っておきましょう。

 

例えば、測定時間が早ければ低く出たり、遅ければ高く出たりします。風邪をひいたときや睡眠不足のときなど体調によっても変化します。

 

基礎体温の測定に慣れていない最初の頃は、測定の仕方による誤差も起きやすくなります。 基礎体温は、周期全体を通して、また継続してみていくことで分かることが多いです。少なくとも3か月程度は続けて測定するようにしましょう。

 

基礎体温の測定を始めるのに、いつからという決まりはないので、思い立った日から始めるようにします。 基礎体温がガタガタしていたり、間で測れない日があっても、途中で辞めずに続けることが大切です。

 

特に異常がない健康な女性でも、無排卵や生理周期の乱れが起こることもあります。多少変動があっても大丈夫なことも多いです。特に妊娠を希望していると、ちゃんと排卵したのか、妊娠できたのかなど心配になり、基礎体温のちょっとした変化に一喜一憂してしまうこともありますよね。

 

しかし、基礎体温の変動だけで、全てを判断できるものではないので、あまり気にしすぎないようにしましょう。

 

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