30代の妊活ブログ【うさこママ日記】

36歳、2歳の子育て中のママです。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が原因で不妊治療をしていたときの記録と 二人目希望のため再び始まる不妊治療の日々についての日記です。

化学流産後に基礎体温がガタガタになる、高温期や低温期が続くのはなぜ?流産手術後の影響は?

化学流産後に基礎体温がガタガタになる、高温期や低温期が続くのはなぜ?流産手術後の影響は?

流産すると基礎体温が乱れるのはなぜ?化学流産の場合は?正常妊娠との違いとは?

 

流産とは、子宮外での胎児の生存が不可能な妊娠22週未満の分娩によって、妊娠が中断することをいいます。自然に起きてしまう流産のうちのほとんどは、妊娠12週までの初期流産です。

 

流産の原因は特定が難しいですが、初期流産の多くは受精卵の染色体異常によるものです。 超音波検査で妊娠が確認できる妊娠5週以降の流産は約15%と報告されており、流産自体は稀なものではありません。

 

そして、妊娠検査薬で判定は陽性になるものの、超音波検査で赤ちゃんが育つ袋である胎嚢(たいのう)が確認できる前に流産となることを化学流産といいます。

生理予定日よりも生理が遅れていた場合や、妊娠検査薬での陽性反応が数日で消え、生理がきたという場合などでは、化学流産だった可能性があります。

 

化学流産は気がつかないものもあるので、実際には多く起こっているものだと考えられます。 妊娠確認後の流産はもちろん、化学流産の場合でも、妊娠が成立していたということは、体の中で大きな変化が起こっているので、基礎体温にも影響が出ます。

 

まず、正常な妊娠の場合、受精卵が子宮に着床すると、妊娠を継続するために、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌が続きます。受精卵が着床するときに増えた絨毛組織からは胎盤が作られ始めます。

 

絨毛組織や胎盤からは、hcg(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が分泌されます。これらのホルモンによって、基礎体温が上がり高温期が続いていきます。 流産によって妊娠が中断してしまった場合は、妊娠を継続するためのホルモンの分泌が止まります。

 

また、胎児や胎児付属物(胎盤など)も体外に排出されてしまうため、ホルモンの影響がなくなり、基礎体温は低くなります。 化学流産は、まだ胎児や胎盤などができる前の初期の段階ですが、一旦は着床が成立していたため、高温期になっている場合が多いです。出血とともに基礎体温は下がり、通常の生理と同じような状態にリセットされます。

 

完全流産や稽留流産後の基礎体温はどうなる?流産手術による影響は?

 

妊娠確認後の流産にはいくつか分類があります。

 

完全流産とは胎児が付属物とともに完全に排出された状態のことです。(妊娠8週未満の赤ちゃんのことは胎芽といいます)

 

稽留流産とは、胎児が死亡後、症状がなく子宮内に残っている状態のことです。 妊娠中に比較的よく聞く切迫流産は、完全流産や稽留流産とは違い、流産が始まりかけているものの、胎児の死亡は確認されていない状態です。

 

完全流産や稽留流産では、胎児の死亡を避けることはできず、妊娠を中断し中絶する必要があります。その方法は妊娠週数、胎児の大きさや子宮の状態などによって変わります。

 

妊娠12週までの場合は、子宮内容除去術を行います。子宮内の吸引か掻把(そうは)術で、子宮の中から取り出します。妊娠12週を過ぎると、胎児や胎盤の組織も大きくなっているため、薬で陣痛を起こして分娩する方法を取ります。

 

妊娠週数が進むほど、お腹の中の胎児や胎盤が成長しているため、流産した場合の体への負担は大きくなってしまい、子宮や卵巣の流産後の回復にも時間がかかります。

 

また、胎盤などの組織を体外に出しても、分泌されていたhcgなどのホルモンはすぐに体から消えるわけでなく、しばらく影響が出る場合もあります。

流産後に次の妊娠までどのくらい休みをおけばよいのかは、ケースによって異なりますが、妊娠初期の流産手術後では、2~3周期は生理を見送る場合が多いようです。

 

流産後は、無排卵になることがあり、いったん妊娠状態にあったホルモンが元の状態に戻るのも、時間が必要です。 流産の手術後に、無排卵になったり、ホルモンバランスが乱れたりすることで、基礎体温もガタガタして安定しにくくなります。

 

妊娠22週を超えると、流産ではなく死産となります。妊娠22週は、通常であれば妊娠中期の安定期とよばれる時期です。

 

このころには出産後の授乳に備えて、乳腺が発達してきています。死産となった場合でも、妊娠が終了したことで、母乳の分泌が始まることがあります。

母乳の分泌を促すホルモンがプロラクチンです。プロラクチンは、出産後の子宮の回復を助ける役割もありますが、プロラクチンの影響が長く続くと、排卵しにくくなります。

 

妊娠初期での流産より負担が大きいこともあり、死産後は排卵やホルモンバランスが回復するまでに時間がかかり、それまでは基礎体温も乱れやすくなります。

 

また、頻度は多くありませんが、流産手術によって子宮内の組織の損傷や、術後の感染などトラブルが起きる可能性もあります。

流産の手術後は、子宮などの回復が大切です。いつまでも基礎体温が安定しなかったり、生理周期や生理の状態に異常を感じる場合は、医師に相談するようにしましょう。

 

化学流産後、高温期が続き基礎体温が下がらないのはなぜ?

化学流産は、生理予定日から少し遅れて起こることが多いです。妊娠していない場合の高温期は約14日ですが、化学流産の場合、14日を過ぎてもまだ高温期が持続していることもあります。

 

着床後まもなく、妊娠が終わるとともに出血が始まります。出血は普段と同じか、または普段の生理より重い状態になります。

基礎体温が下がり出血が始まった日を、生理1日目としてカウントしていきますが、出血が始まっているのに、体温が下がらず高温期のままということがあります。

 

基礎体温が下がらない場合、妊娠が継続している可能性もあります。出血があったからといって化学流産とは限りません。妊娠の初期は様々な原因で出血しやすくなっているので、化学流産だと思ったらその後妊娠が確認できたという場合もあります。

 

妊娠反応が陽性で、胎嚢が確認できていない時点では、子宮外妊娠などの可能性も残っています。医師の診察をきちんと受け、経過をみることが大切です。

 

化学流産は、生理として体外に出ていくため、通常は子宮内容除去などの処置を必要とはしません。1週間から10日ほどで出血は止まりますが、場合によっては、出血がいつまでも続いたり、子宮の中に組織の一部が残ってしまったりする場合があります。

 

このような場合、妊娠検査薬の陽性反応や、血液検査でのhcgの値が続き、基礎体温も下がらないということがあります。

 

私も化学流産の経験があるのですが、出血量が増減しながら4週間近く続いたことがあります。その時は基礎体温が低温期と高温期を行ったり来たりしてガタガタでした。

 

私の場合は卵管にも血液が溜まっていたことが原因でしたが、子宮内をきれいにリセットできていないと、ホルモンバランスも乱れ、次の妊娠にも悪影響があります。異常を感じたらすぐに受診するようにしましょう。

 

化学流産後の基礎体温で低温期が続くのはなぜ?

 

化学流産の場合、基礎体温は出血が始まるのと同じころに下がる場合が多いでしょう。正常な妊娠に比べて、着床後のホルモンの働きが弱いため、高温期後半の体温があまり安定しないこともあります。

 

化学流産の後、問題がなければ次の周期から妊娠は可能になりますが、化学流産や流産の後は、無排卵になる場合があります。これは、ホルモンバランスの乱れや卵巣が回復していないことなどが考えられます。

 

また、流産による心理的なストレスもホルモンバランスを乱すといわれています。無排卵の状態では、低温期が続きます。 排卵がないと妊娠もできませんし、生理周期も乱れてしまうので、妊娠希望であれば無排卵の治療を行います。

 

すぐに妊娠を希望しない場合では、必要に応じてホルモン剤などで生理周期を整えていきます。 基礎体温は、排卵の状態、ホルモンの状態などを知る重要な判断材料になるので、化学流産後も続けていきましょう。

 

化学流産や流産の捉え方は人それぞれで、一旦は着床、妊娠したことを前向きに考えられることもあれば、妊娠したいという強い希望があるからこそ残念な結果になり落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

 

次の妊娠をすぐに考えられないという場合でも、まずは体と心を休めて、しっかりと回復させることが大切です。