30代の妊活ブログ【うさこママ日記】

36歳、2歳の子育て中のママです。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が原因で不妊治療をしていたときの記録と 二人目希望のため再び始まる不妊治療の日々についての日記です。

基礎体温の高温期がガタガタになるのはどうして?妊娠しているのに高温期が乱れることもあるの?

基礎体温の高温期がガタガタになるのはどうして?

基礎体温の高温期がない・ガタガタになるのはなぜ?どうすれば良いの?

 

正常な基礎体温は、月経後に次に排卵する卵胞が育つための低温期と、排卵後に着床の準備を整えるための高温期に分かれた2相性になっています。

 

低温期や高温期のそれぞれ約14日間の間は、大きな乱れなく大体同じくらいの体温で経過します。

しかし、様々な原因で基礎体温は乱れます。高温期の部分が一定にならずに乱れてしまうことについて考えてみましょう。

 

まず、基礎体温が排卵後に高温期に入るのは、黄体ホルモンの作用が関係しています。

黄体ホルモンは、黄体から分泌されるホルモンのことです。卵子を包んでいた卵胞は、排卵で卵子が出て行った後、黄体に変化して卵巣の中に残ります。

そしてそこから黄体ホルモンを約14日間の間分泌し続けます。

 

妊娠していなければ、黄体はその後消褪して白体となり、いずれ消えてしまいます。

黄体ホルモンには、体温を上げる作用があります。排卵後に基礎体温が上がるのはそのためです。

 

黄体からの黄体ホルモンの分泌が始まると、体温が徐々に上がり、高温期に入ります。

高温期の基礎体温が安定していないということは、この黄体ホルモンの働きが不十分であったり、分泌されているホルモンそのものの量が足りていなかったりすることが考えられます。

黄体ホルモンが少ない、働きが悪い状態を黄体機能不全といいます。

 

また、黄体ホルモンは、排卵後、黄体から分泌されるものなので、排卵障害などにより排卵自体が行われていないと、高温期に移行しないということが起こってきます。

卵胞の成長と排卵に関わる卵胞刺激ホルモン(FSH)の働きも大切です。

排卵した卵胞が黄体に変化して、黄体ホルモンを分泌します。しっかりと成長した質の良い卵胞は、黄体ホルモンを十分に分泌できる黄体になります。

 

黄体機能不全や排卵障害があると、妊娠を希望する場合では不妊の原因となります。排卵を起こしたり、黄体ホルモンの働きを補ったりする治療を、不妊治療として行うこととなります。

 

妊娠を希望していない場合でも、無排卵が続くことやホルモンバランスの乱れは、生理周期を乱すことになります。ホルモンバランスを整えながら正常に戻すための治療が行われる場合が多いです。

 

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基礎体温が高温期だけどガタガタ・上がり方がおかしいのはなぜ?

 

基礎体温は、排卵期に入ると徐々に上昇し、通常2~3日程度で高温期に入ります。

排卵直前に基礎体温がガクッと低下し、最低値を記録する場合もありますが、実際にはそれほどきれいな基礎体温になることは珍しいといわれています。

 

体温が高温期に向かって上昇している排卵期の数日間の間に、排卵が起きていることが多く、基礎体温だけでは排卵日や低温期と高温期の境をはっきり決めることはできません。

 

高温期に上がる日数が3日以上かかるなど、時間がかかりすぎるタイプの乱れ方をする場合があります。

低温期と高温期の境がはっきりせず、低温期のままなのか、高温期に入ったのかが分かりにくかったり、高温期の前半部分が低めだったりすることもあります。高温期に入ってからも体温が不安定な場合もあります。

 

低温期と高温期の体温の差は、約0.3℃以上あるのが望ましいとされています。

基礎体温は体調や測定の条件など些細なことで変化しやすいものなので、一時的な乱れの場合は気にする必要はありません。

 

周期全体や何周期かを長期的に見て、高温期に乱れがある場合は、ホルモンバランスの異常があるかもしれません。

基礎体温だけでわかることではありませんが、高温期に大切な役割を持つ黄体ホルモンが不足している黄体機能不全などの可能性もあります。

 

妊娠反応が陽性なのに高温期がガタガタになることはあるの?考えられる原因は?

 

妊娠しなければ、約14日で黄体が消褪し、黄体ホルモンの分泌が減ることで高温期は終わります。

妊娠していた場合は、黄体が消えず、妊娠黄体とよばれるものに変化します。

 

受精卵が子宮内膜に着床した後に作られ始めた胎盤組織が、ホルモンの分泌を引き継げるようになるまで、妊娠黄体はホルモンを分泌し続けます。

そのため、生理予定日である高温期14日を過ぎても基礎体温は下がらずに、高温期のままで維持されます。

 

排卵から着床までは約7~10日かかります。これは、高温期の途中の7~10日目ごろにあたります。

 

着床が起きたころに基礎体温が一時的に下がるという人がいます。これはインプラテーションディップとよばれるものです。

通常、主に低温期に分泌されていた卵胞ホルモン(エストロゲン)は、排卵後は分泌量がぐっと減り少量になっていますが、妊娠した場合は、分泌量が増えます。

そのエストロゲン分泌の増え始めが、ちょうど着床の時期と同じころに起こるので、高温期の中盤で一時的に体温が下がると考えられています。

 

体温の低下は一時的なものなので、またすぐに高温期に戻ります。妊娠していれば高温期を維持する黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌は安定して続くからです。

インプラテーションディップは起こったとしてもわずかな体温の変化なので気がつく場合が少ないようですが、高温期の変化の一つだといえるでしょう。

 

また、高温期の体温が、着床したころからさらに上がり、2段階になる場合もあります。

妊娠していなければ、黄体からの黄体ホルモンのピークは高温期中盤で過ぎ、徐々に低下していきます。

 

しかし妊娠していれば、そこからまた増えてくるため、体温が上がりやすいようです。

このような変動も含め、一時的に高温期の基礎体温が変化するのはよく起こることです。

 

妊娠していると、ホルモンの分泌によって高温期が安定しやすいということがありますが、妊娠検査薬での反応が陽性なのに、高温期の基礎体温が全体的にガタガタだと、大丈夫なのかと心配になってしまいますよね。

高温期の体温を左右する黄体ホルモンは、着床を助けるだけでなく、妊娠時にも大切な役割を持っています。

子宮内膜に着床した受精卵の成長を助け、子宮内膜が剥がれてしまうのを予防し、妊娠を維持する役割です。

 

黄体ホルモンが不足すると、妊娠を維持しにくくなってしまう場合もあるため、高温期に黄体ホルモン剤の内服や座薬などで補充する治療がよく行われています。

薬によって補充される黄体ホルモンは、天然の黄体ホルモンより体温上昇作用はやや弱いですが、黄体ホルモンが補充されることで、体温が安定し、高温期が維持されやすくなります。

 

妊娠していれば、妊娠7~10週目くらいで胎盤組織からのホルモンの分泌が安定するまで薬を続けます。

妊娠を含めホルモンの状態など、変化に気づくためには、体温だけでなく、体調など変わったことがあれば一緒に記録していくようにしましょう。

 

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