30代の妊活ブログ【うさこママ日記】

36歳、2歳の子育て中のママです。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が原因で不妊治療をしていたときの記録と 二人目希望のため再び始まる不妊治療の日々についての日記です。

子宮内膜の厚さの変化と排卵の関係。排卵前後、生理前後でどう変わる?

子宮内膜の厚さの変化と排卵の関係。排卵前後、生理前後でどう変わる?

子宮内膜の厚さは常に変わります

 

子宮内膜の厚さは常に変化します。

月経で子宮が綺麗になった直後から、どんどん子宮内膜が育ちます。

 

子宮内膜は低温期から排卵期にかけて増え続け、高温期になるとフワフワになり、さらに厚みが増します。

フワフワになった子宮内膜を横から見るとシダ植物の葉の影のように見え、いかにも着床しやすそうな形になります。

 

一般的に、着床時ごろに子宮内膜はいちばん厚くなります。

特に、子宮のいちばん奥の部分(子宮底)が厚くなり、子宮口の付近は若干薄くなります。

 

体外受精の移植のときは子宮の奥のいちばん子宮内膜の厚い場所に置くのが基本です。 子宮内膜は赤ちゃんのベッドで、生命維持装置の元になります。

布団もせんべい布団よりも羽毛たっぷりの羽根布団のほうが気持ちよく眠れるように、子宮内膜がある程度厚いほうが着床率は上がります。

 

しかし、せんべい布団でも眠ければ十分に眠れます。

子宮内膜の厚さはある程度妊娠率に関係ありますが、あまり神経質にならないほうが良いという病院もあります。

 

子宮内膜が10mmあれば妊娠率が高い!だけど薄くても妊娠できます

 

子宮内膜の厚みが4mmで妊娠率が10%ほどで、10mmあれば19%になるというデータがあります。ほぼ2倍という数字は決して無視できない数字でしょう。

 

しかし逆に考えてみて下さい。子宮内膜が4mmでも10%の方が妊娠できるのです。

不利にはなるけれど絶望するような数値ではありません。

 

10%だろうが20%だろうが、自分が妊娠すれば良いのです。

子宮にもしっかりと血流を流すことができれば、子宮内膜にも酸素と栄養をたっぷり送ることができます。

 

たとえ薄い子宮内膜でも、そんな環境なら赤ちゃんも安心して育てるはずです。 子宮内膜の厚みは一つの基準に過ぎません。

自分で改善できるところは改善して、それ以上のことは運命に任せましょう。

 

子宮内膜は生理終了直後から厚くなり始めます

 

まず、子宮内膜の厚さの変化を排卵前と排卵後で比べて見ましょう。 

 

排卵前の低温期の子宮内膜の厚さ

 

子宮内膜はいつから厚くなるのでしょうか。

月経が終わる月経5日ごろから子宮内膜が厚くなり始めます。

 

女性ホルモンのエストロゲンの作用で、子宮の基底層という「子宮内膜のもと」から子宮内膜が成長を始めます。

この頃の子宮内膜の成長は早く、1日1mmほどのスピードで成長します。

 

月経終了から排卵前までの子宮内膜は「増殖期」と呼び、すくすく子宮内膜が成長する大事な時期です。

この間は特に冷えに気を付けて、軽い運動やタンパク質が多めのバランスの良い食事など心掛けましょう。23時ごろまでに眠ることも子宮内膜の成長に役立ちます。

 

排卵後の高温期の子宮内膜の厚さ

 

排卵が終わると黄体ホルモン(プロゲステロン)が急激に増え、基礎体温が上がります。

黄体ホルモンは子宮内膜にも大きな作用を起こします。 エストロゲンが作り上げた子宮内膜をフワフワに仕上げ、厚みをさらに増やす作用があります。

 

フワフワになるのは子宮内膜の中間部にある「海綿層」という部分で、多くの血管やリンパ管が走り、たっぷり酸素と栄養を運ぶ準備を整えます。

特に、子宮内膜が厚くなる時期は排卵後から着床期の7日間です。

 

この時期の厚さが10mm以上あれば妊娠率がいちばん高くなり、8mm以上あれば問題ないと言われます。

ただ、女性ホルモンになかなか反応しない体質だと子宮内膜を作る力が弱くなることもあり、その場合はなかなか成長しません。

たとえ薄くても妊娠できる可能性は十分にあるので、気にしないことも大事です。

 

黄体ホルモンは妊娠が成立しないと、やがて減ってしまいます。

そうなると豊かな子宮内膜がだんだん維持できなくなり、やがて壊死してしまいます。壊死した子宮内膜の残骸は体外に出ていきます。これが月経です。

 

月経周期と子宮内膜の厚さの関係ー四季のように変化します

次に子宮内膜の厚さと生理との関係について。

子宮内膜の厚さと月経周期は連動しています。まるで四季のように多彩な変化を起こします。

 

子宮内膜の厚さは生理中にリセットされ、基底部だけ残して剥がれ落ちます。これが冬の時期と言えるでしょう。

 

生理後からエストロゲンが子宮内膜に働きかけ、どんどん成長します。

子宮内膜は低温期から排卵期までの成長期で厚みがほぼ決まります。春から初夏までの大事な時期です。

 

排卵期は黄体ホルモンの分泌が始まる大事な時期です。排卵が夏の時期と言えるでしょう。

 

子宮内膜の厚さは黄体ホルモンの作用でさらに育ちます。

黄体期はあまり子宮内膜は増えませんが、子宮内膜の厚さは最大値に達します。これが秋の時期で、実りを待つ時期です。

 

もし着床したら妊娠という、今までと全く違う世界に切り替わります。

残念ながら着床できなければ黄体ホルモンの減少とともに子宮内膜は崩れます。

 

ふたたび子宮の中は冬の時代に戻ります。 子宮内膜の厚さは時期によって大きく変わります。一般的に、排卵期から着床期までの厚みがもっとも重要視されます。

 

生理周期が変わると子宮内膜の厚さも変わる?

 

子宮内膜の厚さは生理周期に左右されるのでしょうか。

もし低温期が伸びたなら子宮内膜の厚さに変化が出る可能性が高く、高温期が伸びれば若干改善するかもしれません。

 

子宮内膜が育つのはエストロゲンが多い低温期です。

低温期の期間が長いと子宮内膜が育つ期間も長くなります。理想的な月経周期は28日なので、28日に近づいたなら妊活の結果が表れている証拠です。

 

子宮内膜の厚さと生理周期は、ある程度の関係があります。

生理周期を決める要素の一つは2つの女性ホルモンで、これらが不足すると生理周期が短くなり、乱れます。

当然、子宮内膜の育成にも悪い影響が出ます。 ぜひ月経周期28日に近づくように改善したいですね。

 

きちんと観察しよう!子宮内膜の厚さと生理の量はほぼ同じ

 

生理の血は子宮内膜の残骸です。

子宮内膜の厚さと生理の量は同じで、どれだけ内膜が育ったかの目安になります。

 

もし妊娠に至らなくても生理の量が増えたなら子宮内膜が十分に育った証です。

妊娠できる可能性が期待できるので、あまり落ち込まずに次に向かってチャレンジしましょう。

 

生理はあまり嬉しいものではないですが、子宮内膜の成長を確認できる貴重な機会です。

 

排卵後に子宮内膜が薄くなることはあるの?理論上は起こりません

 

排卵後に子宮内膜が薄くなることはあるのでしょうか?

きちんと排卵しているなら(量はともかく)黄体ホルモンが放出されるはずです。

黄体ホルモンは子宮内膜を厚くフワフワにする作用があるので、子宮内膜が厚くなっても薄くなることはありません。

 

もし排卵に至らなければエストロゲンの量が足りず、黄体ホルモンも生まれないので子宮内膜はほとんど育ちません。

排卵できないと妊娠は全く望めないので、まずは排卵を促す治療を始めないといけません。

 

排卵さえできれば妊娠のチャンスはあります。子宮内膜の厚さは妊娠に有利、不利になる条件にはなりますが、妊娠できる、できないという深刻な状態ではありません。