30代の妊活ブログ【うさこママ日記】

36歳、2歳の子育て中のママです。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が原因で不妊治療をしていたときの記録と 二人目希望のため再び始まる不妊治療の日々についての日記です。

子宮内膜の厚さの平均と正常値は?着床率を上げるには8mm以上を目指そう

子宮内膜の厚さの平均と正常値は?着床率を上げるには8mm以上を目指そう

子宮内膜の厚さの正常範囲は?平均はどれくらい?

 

子宮内膜の厚さの平均や基準値はあるのでしょうか。正常範囲と考えられるのはどのラインでしょうか。

 

着床しやすいと言われる子宮内膜の厚さは8mm以上という統計があります。

子宮内膜の厚さが着床時期までに7mm以下の場合は着床率が落ちてしまうのは事実です。

 

着床時の子宮内膜の厚さが2~5mmの方の着床率が14.8%なのに対し、6~9mmで16.3%、9mm以上で19%という統計もあります。

8mm以上は妊娠率にほとんど変化がない統計もあります。

 

体外受精で受精卵を戻すときは、子宮内膜が8mm以上が望ましいという指針の病院も多いので、妊娠しやすい子宮内膜の厚さの平均は7~8mmと思って良いでしょう。

厚ければ厚いほうが良いという意見もありますが、これだけあれば十分と言えます。

 

しかし子宮内膜の厚さだけが着床を左右するわけではありません。

ホルモンのバランス、卵子と精子の健康など、妊娠には多くの原因が絡んでいます。

 

特に大きな要素は女性の年齢で、一般的に28歳以上になると年を重ねるごとに卵子の老化が進んでいきます。

現在のところ、不妊治療で最大の問題は排卵障害と加齢です。排卵してくれないと妊娠は成り立たず、加齢で老化した卵子を若返らせることは、現在許されている治療では一つもありません。

 

卵子の老化対策に全く対処法がないわけではなく、老化した卵子に若い女性の卵子から摂ったミトコンドリアを移植すると卵子が若返えることは分かっています。

ただし子供は両親+ミトコンドリア提供者3人のミトコンドリア遺伝子を受け継ぐキメラになるので、(重大な遺伝子疾患の治療などを除いて)現在は行っていません。

 

子宮内膜の厚さと着床率は関係があります。しかし・・・

 

子宮内膜の厚さと着床率は関連性があります。ありますが、14.8%と19%の差しかありません。

少しでも妊娠しやすい身体にしたい!という気持ちは分かりますが、あまり子宮内膜の厚さに一喜一憂しないほうが良いでしょう。

 

子宮内膜の厚さと妊娠の確率は、すこし有利不利になる程度の障壁です。 妊娠したいならどうするべきでしょうか。不妊治療のセミナーなどでは「妊娠するチャンスを増やす」ことを強調されると思います。

 

仲良しの回数を増やすことから、治療を何度も受けることまで、とにかく「妊娠できる機会を1つでも多く作る」ことが何より大事です。

先ほどの統計では、子宮内膜の厚さが3ミリの女性でも妊娠できた例も存在しました。子宮内膜の厚さがどうであれ、赤ちゃんが元気なら着床できると考えられます。

 

着床率はどうしても気になる数字ですが、1回多く妊娠の機会を持てば十分に取り戻せる程度の差しかありません。

着床率や妊娠確率などの数字は専門家も振り回されがちなのに、ましてや一般人の患者の方が無視するのは難しいのが現実。

子宮内膜を厚くする治療もあるので、それを受けながら治療を続けていきましょう。妊娠の機会を増やすことが、最大の対策です。

 

生理前後での子宮内膜の厚さの変化

 

子宮内膜の厚さの変化は劇的で、子宮は1周期ごとに子宮内膜をごっそり入れ替えます。 子宮内膜を育てるのは卵胞ホルモン、エストロゲンです。

エストロゲンが増えるのは生理後から排卵までで、この間に子宮内膜はどんどん増殖し、厚みを増していきます。

 

しかし、この時期の子宮内膜は厚いばかりで固く、着床するには粗削りな状態です。この固い子宮内膜をフワフワにするのが排卵後に増殖する黄体ホルモン、プロゲステロンです。

 

プロゲステロンが増える高温期に入ると子宮内膜の表面が柔らかくなり、森のような複雑なヒダがたくさん出来ます。子宮内膜の中はスポンジのようになり、受精卵の受け入れ態勢に入ります。

 

生理前5日目ごろが子宮内膜の厚さが最大値になる時期で、この時期に着床が起こります。もし着床できなければやがてプロゲステロンの量も減り、子宮内膜が壊れていきます。

 

そしていったん掃除して、新たに一から作り直します。 子宮内膜を育てるためには、ある程度の量のエストロゲンと、エストロゲンを運ぶ血流がなければ成り立ちません。

そしてエストロゲンにきちんと反応する子宮でなければ内膜を作るのが難しくなります。

 

エストロゲンは外から薬で補充することができます。血流を増やすサプリメント(ビタミンE、アルギニンなど)や薬(バイアグラ)もあります。

エストロゲンを受容する力を上げることは現在の医学ではまだ難しいと言われていますが、血流を増やすと多くの方の子宮内膜が育ちやすくなります。

 

子宮内膜が育っても妊娠できるかどうかは未知数です。一歩でも妊娠しやすい身体に近づけたい!という方は血流改善を行うと良いでしょう。

 

生理前の子宮内膜の厚さがいちばん厚くなります

 

生理前5日目ごろの子宮内膜の厚さが、その周期でいちばん厚い時期です。

まさに受精卵を受け入れるベストのタイミングで、この時期に成熟した受精卵(胚盤胞)が殻を脱ぎ捨てて子宮内膜に潜り込めば、着床成立です。

 

着床した受精卵は猛烈な勢いで細胞分裂を始め、やがて胎児に成長します。 この時期の子宮内膜は繊細で、着床の衝撃で痛みを感じたり出血することもあります。

なにせ受精卵が子宮内膜へ食い込んでいくので、物理的に傷つくのはむしろ自然なことです。

 

妊娠初期の子宮内膜はさらに厚くなります。その理由は?

 

卵管の奥で受精した受精卵は卵管を転がりながら成長を続けます。

7日目に胚盤胞になるころには子宮にたどり着き、着床します。 着床した赤ちゃんは自分の成長に都合がよくなるためにホルモンを分泌します。

 

これがhCGホルモンで、妊娠初期に急激に上昇します。

このhCGホルモンは卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)分泌を刺激する作用もあるので、子宮内膜はさらに厚く成長します。

 

妊娠初期の子宮内膜の厚さは、着床時よりもさらに厚くなります。これは正常なことなので何も心配はいりません。

逆に言えば、赤ちゃんさえ元気なら薄い子宮内膜に潜り込んで自力で内膜を育て上げることもできる、と考えることもできます。

 

確かに子宮内膜の厚さは妊娠率に影響するのは事実です。

血流改善など自力で対策できることがあれば、ぜひ行うほうが良いでしょう。しかしあまり深刻に考えるものではないのもまた事実。 やれることをやり通せば、あとは運に任せて妊活を続けるのが一番です。